ヘルニアと診断されても諦めないでください
最新の研究と現場の実感から見える、新しい希望
「椎間板ヘルニアと診断されました」と言われたとき、多くの方が不安や絶望を感じます。「もう手術しかないのか」「一生この痛みと付き合うのか」と思ってしまうのも無理はありません。
しかし、本当に“ヘルニア=手術しかない”のでしょうか?
結論から言えば、答えはNOです。
「画像上のヘルニア」と「症状」は一致しない?
近年の研究では、「MRIなどでヘルニアと診断されても、必ずしも痛みや痺れの原因ではない」ことが多数報告されています。
例えば、Boosら(1995年)の研究では、無症状の人でもMRIで椎間板ヘルニアが見られる例が多数あることが明らかにされています。つまり、「ヘルニアがある=痛みの原因である」とは限らないのです。
このことから、必要以上に悲観することはないというのが、現代医学の共通認識になりつつあります。
実際の臨床現場では、筋膜の癒着や、神経・筋肉の滑走不全によって痛みが引き起こされているケースも多くあります。これは、MRIでは分かりません。
そうした隠れた原因に対して、有効なアプローチの一つが**「メディセル(筋膜リリース機器)」**です。
メディセルが有効な理由
メディセルは、吸引によって皮膚・筋膜をやさしく持ち上げることで、組織の滑走性を改善し、リンパや血液の循環を促進する施術機器です。これにより、
神経周囲の圧迫の緩和
炎症物質の排出の促進
可動域の改善
などが期待できます。
実際に、筋膜リリースが坐骨神経痛や腰痛に有効であるという研究は複数存在しており(Ajimsha et al., 2015 など)、手術をせずに改善した例も多数報告されています。
整形外科で改善しなかった方にも
当院にも、「整形外科でリハビリを続けても改善しなかった」「薬や注射では変わらなかった」という方が多く来院されます。
そうした方々が、メディセルと鍼灸や手技を組み合わせた施術で痛みが和らぎ、動けるようになっていく姿を、私たちは何度も見てきました。
ヘルニアと診断されたからといって、すぐに手術を決断する必要はありません。まずは、身体の動きと循環を整えるケアを試してみてください。
当院では、メディセルを使った筋膜アプローチを軸に、あなたの身体の可能性を引き出すお手伝いをしています。