阪急三国駅すぐ「しんたろう鍼灸整骨院」では治らない慢性的な痛みを改善します。

痛みの動作を自分で探さない 当院の生活指導

肘や肩が痛いとき、多くの人はつい「どこが痛いのか」「どれぐらい痛いのか」を確かめようとして、押したり動かしたりしますよね。けれども、その行動こそが痛みを長引かせる原因になることが多いんです。

イメージしてみてください。転んで膝にかさぶたができたとき、毎日それを剥がして確認したらどうなるでしょう。治るどころか、いつまでも血がにじんで痛みが続きますよね。痛みを探す動きは、まさにそれと同じなんです。炎症が広がったり筋肉が固まったり、さらには脳が「痛みの記憶」を刻み込んでしまうことすらあります。

逆に、痛みを怖がりすぎて生活の動きまで止めてしまうのも良くありません。使わない筋肉は弱り、関節は固くなり、体はますます動きにくくなります。怖いからといって布団の中でじっとしていたら、痛みの回復が遠のくのです。

そしてここが大事です。普段の生活をしていて、たまたま痛みを感じる瞬間があっても心配はいりません。それは体が回復する途中で自然に起こる反応です。「まだ壊れている」とか「悪化している」と考える必要はありません。むしろ普通に生活しているからこそ、自然に治る方向へ体が進んでいるのです。

当院の基本方針はこうです。診察で骨や病気の問題がないと確認できたら、普段通りの生活をしてください。日常の中で自然に避ける動きは体が守ってくれている証拠ですから、無理にこじ開ける必要はありません。けれども、痛みを探すための余計な動きは控えましょう。

まとめると、「痛みは探さない、でも生活は止めない」。これが当院の治療の基本です。安心して日常を送りながら、体の自然な治る力を引き出していきましょう。