阪急三国駅すぐ「しんたろう鍼灸整骨院」では治らない慢性的な痛みを改善します。

筋トレと糖尿病

今回は、皆様の筋トレに対するモチベーションを上げる1つの要素になることを説明いたします。

食べ物に含まれる糖(ブドウ糖)は、血液を通って体の細胞に運ばれていきます。

その中でも、特にたくさん糖を受け取ってくれるのが 筋肉 です。

筋肉はいうなら “糖をしまっておける大きな倉庫” です。

■ 筋肉が少ないとどうなるのか

  • 倉庫(筋肉)が小さい
  • 食事で入ってきた糖をしまえる量が少ない
  • 血液の中に糖が余りやすくなる
  • その結果、血糖値が上がりやすくなる

血糖値が高いままだと体に悪いので、体は糖を細胞に運ぶために インスリン というホルモンを使います。

■ インスリンが大量に必要になる理由

インスリンは「糖を細胞の中に入れてください」と命令する役割です。

しかし筋肉が少ないと、しまえる場所が少ないため

同じ量の糖でも、血糖値を下げるにはたくさんのインスリンが必要になります。

すると、

  • すい臓はインスリンを大量に出し続ける
  • 体はだんだんインスリンに反応しにくくなる
  • さらに多くのインスリンが必要になる

という悪循環が始まります。

これが「インスリン抵抗性」という状態で、糖尿病に近づいていきます。

■ 逆に筋肉が多いとどうなるか

  • 倉庫が大きい
  • 食べた糖をすぐにしまえる
  • 血糖値が上がりにくい
  • 少ないインスリンで血糖が下がる

つまり、筋肉が多い人は 糖の処理が得意な体 になります。

■ まとめ

  • 食べた糖の行き先として、一番重要なのが筋肉
  • 筋肉が少ないと糖が血液に残りやすく、血糖値が上がる
  • そのせいでインスリンが大量に必要になる
  • 筋肉が多いと血糖値が上がりにくく、糖尿病の予防にもつながる