阪急三国駅すぐ「しんたろう鍼灸整骨院」では治らない慢性的な痛みを改善します。

甘いものと血糖値の関係から見る「肩こり」と「緊張」

疲れた時やイライラした時に甘いものを食べたくなることはございませんか。

一見、甘いお菓子やスイーツは「癒し」や「ご褒美」として心を落ち着かせてくれる存在ですが、実はその裏側で、身体には少し厄介な反応が起こっております。

一時的な安心感と血糖値の急上昇

甘いものを口にすると、血糖値が一気に上昇いたします。

すると、脳は「幸福物質」と呼ばれるセロトニンを放出し、気持ちが一時的に穏やかになります。

しかしその後、インスリンの働きで血糖値が急降下し、今度は身体が再び“エネルギー不足”と錯覚してしまうのです。

この「血糖値の乱高下」は、自律神経を不安定にし、身体を常に“緊張モード”へと導いてしまいます。

結果として、肩や首の筋肉がこわばり、慢性的な肩こりを引き起こすことがあるのです。

緊張と肩こりの悪循環

ストレスやプレッシャーを感じると、私たちの身体は無意識のうちに力が入り、首や肩の筋肉が硬直いたします。

この「緊張状態」が続くことで血流が滞り、疲労物質(乳酸など)が溜まり、さらにこりを悪化させてしまいます。

つまり、甘いもの → 血糖値の乱れ → 自律神経の緊張 → 肩こり

という流れが生まれやすいのです。

改善のために意識したいこと

  1. 甘いものを食べるタイミングを工夫する
     空腹時を避け、食後や間食に少量を摂ることで、血糖値の急上昇を抑えられます。
  2. 筋肉の緊張をゆるめる習慣を
     深呼吸やストレッチ、軽い運動で身体をリセットしましょう。
  3. 定期的なメンテナンス
     鍼灸や筋膜リリースなどで、固まった筋肉を緩めることも有効です。
     当院でも「肩こり特化ケア」「自律神経調整」「美容鍼」など、内外両面からのアプローチを行っております。

おわりに

「甘いもの」は心を癒す味方ですが、摂り方次第で身体の緊張を強める“敵”にもなり得ます。

血糖値の波を穏やかに保ち、心と身体のバランスを整えることが、肩こりやストレスから解放される第一歩です。

どうぞご自身の身体の声に耳を傾け、優しい食習慣とリラックス時間を意識してみてください。